私は必要だと思っています。
UAC(ユーザーアカウント制御)が無いと、一度システム上の一つのプロセスでも乗っ取られてしまうと、そのプロセスを通して、意図しないプロセスが管理者権限で起動される事になります。
まぁ、ユーザーアカウントを管理者権限無しで使って、操作する上で問題無いなら、管理者権限を外したユーザーアカウントを用意するんだけどね。
UACがあれば、管理者権限を持つプロセスから、管理者権限のあるプロセスを実行しようとしても、管理者権限で動かす事を確認するプロンプトが表示されるので、意図しない管理者権限でのプロセスの起動を抑える事ができます。
例えば、UACが有効の状態で、SetPointを管理者権限で動かせば、SetPointに脆弱性があって、意図しないプロセス起動の踏み台とされる事があっても、管理者権限のあるプロセスじゃないから安全。という事になります。
SetPointだけではなく、他のアプリでも脆弱性があっても、システム全体に及ぼす影響は軽減できる事になります。
UACを出来る限り有効にしたまま、SetPointやリネージュを動かすのにはこういう意味があります。
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